みなさんは、WeChat(ウィーチャット)というスマホアプリをご存知でしょうか?日本では、スマホにおけるチャットアプリといえば、言わずと知れたLINEがありますが、WeChatはこれの中国語版と考えるとわかりやすいかもしれません。

WeChatは中国版LINE?しかもSkypeの代わりにもなる?

WeChatは中国では微信(ウェイシン)と呼ばれ、日本ではスマホを持っている人のほとんどがLINEをダウンロードしてチャットを楽しんでいるように、中国でもスマホを持っている人はほとんど使っています。そもそも、現在中国で発売されているほぼすべてのスマホには、WeChatがデフォルトでインストールされています。また、LINEの無料通話やSkypeのように、インターネット回線を用いた音声会話をすることもできますし、スマホのカメラを用いてSkypeさながらに相手の顔を見ながら会話することもできます。しかも、1対1だけでなく、複数人同時会話も可能です!日本ではLINEとSkypeを使えないとビジネスに支障をきたす方々もいるかと思いますが、中国ではこのWeChatが一人二役の役目を果たしています。

WeChatは中国ではFacebookの代わりとしても使われている。

ご存知の方も多いと思いますが、中国ではインターネットの制限があります。Facebookもその一つです。では、中国人は世界中の人がFacebookで行っているように、ネット上で友人知人へのPR行為をしないのかというと、そんなことはありません。彼らにはWeChatがあります。たとえば、訪日中国人がスマホで撮った写真は、WeChatの朋友圏というモーメンツ機能により、直ぐにWeChat内にいる友人知人に共有されます。Facebookと同じように、友人知人の投稿に対してコメントすることもできますし、「いいね」ボタンもあります。また、誰かが書いたコメントは、コメントした本人と見る人が直接WeChatを交換していなければ、そのコメントの内容を見ることができません。このように、中国ではFacebookを使うことができませんが、この朋友圏がその代わりを果たしています。

LINEは中国では使えない。けどSkypeは使える。

実は、中国では2014年7月から突如としてLINEが使えなくなったこともあり、現在では中国でLINEを使っている人はほぼおりません。それまでは、日本人や日本人と親交がある中国人、また、日本留学帰りの中国人など一部の人たちの間でLINEは使用されておりましたが、7月に突然使えなくなってからは、これらの人たちも基本的にすべてWeChatに切り替えました。LINEがブロックされた一方で、現在のところ、Skypeは引き続き使用することが可能です。ただ、中国ではSkypeを使っている人もほとんどいません。中国ではもともとSkypeと同じよう機能を持つQQが普及しており、その影響で他国ほどSkypeは普及しておりませんでした。その後、スマホの時代になってからは、WeChatの無料通話機能がQQに取って代わられています。この無料通話の難点は、あくまでインターネット回線を用いた通話であるため、電話回線より不安定であることですが、現在の中国では最も普及している通話手段であるといえます。

まとめ

中国ではLINEとFacebookを使うことができず、かつSkypeもあまり普及していません。一方で、スマホとWeChatの登場以来、多くのスマホユーザーが、これら3つのアプリの機能を併せ持つWeChatを使っています。今では、WeChatはプライベートにビジネスに大活躍です。中国人の友人を増やしたい方、これから中国ビジネスを展開される方は、ぜひこのWeChatを上手に活用しましょう!

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