両者の違いは基本的にないと言われています。実際、企業の広報やIR部門でも混同されています。広報マンに聞いても、実際「違いがよく分からない」の返事。メディアも「両者は同義語ではないか」といいます。何故このような混同があるのでしょう。
プレスリリースとニュースリリースとの間には明確な違いがあります。特に各々リリースの対象が誰なのかによって異なってきます。とはいえエンドユーザーがどちらを読んで納得するのかということとはまた別な話です。

プレスリリースの発信先

配信対象、つまりプレスリリースを届ける先はメディアです。文字通り「プレス」にリリースを配布する。一昔前なら「記者クラブ」に行って、記者に直接配布したもの。「資料投函」がそれです。上場企業なら、現在でも証券取引所の「兜記者倶楽部」に「投げ込み」を行なっています。一方で、最近メールやFAXでリリースを記者宛に届けます。記者はそれを記事化をし、自分の所属するメディアが掲載してくれます。それをエンドユーザーが記事として読みます。一般に広告はなかなか読まれませんが、記事なら読むという読者が多いといいます。

ニュースリリースの発信先

ニュースリリースの対象は、プレスという媒体を介せず、エンドユーザーに直接リーチします。これにもFAXやメールいう方法もありますが、ITの発展に伴い、企業で自社サイトを持つのが一般的です。中でも目立つ場所、例えば「会社情報」等の欄で時系列的に掲載されています。これらが一般にニュースリリースとよばれるものです。

プレスリリースとニュースリリースのどちらが読まれるか

プレスリリースであれニュースリリースであれ、最終的にはエンドユーザーが読むことを目標としています。ユーザーがメディアで記事を読むにつけ、企業サイトでニュースリリースを読むにつけ、どちらが信頼性を持つかは一概に言えません。読者は広告より、記事を「信頼して」読む傾向があります。それはプレスが書いたという第3者の裏付けがあるからといえるでしょう。

まとめ

両者の決定的違いは、中間にプレスが介在するかどうかです。勿論最近のメディアは、各社の公式サイトに掲載されているニュースリリースを観て広報に問い合わせてくるところもいます。とはいえ株主などの場合を除いて、一般のエンドユーザーが会社のサイトにアクセスしてくることは稀です。情報源は、やはりマスメディアに部があります。

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