SNSを利用して自社アピールをしたいと思っていても、どうしたらいいか全くわからないという方は多いのではないでしょうか?複数のSNSを運用することは効果的なのかという疑問を解決するために、経済産業省が平成28年4月11日に公表した複数のSNSを活用し結果を残している企業の報告書を元にマーケティング事例をまとめました。

ユーザーの「楽しい」を連鎖させる日本コカコーラ

日本コカコーラは「○○といえばコカコーラだ。」といったブランド志向で、認知度を上げることは商品の売り上げへの近道であると考えています。そんなコカコーラは若年層ユーザーが多いTwitterを中心に当選者にプレゼントをするキャンペーンを実施。商品を梱包するパッケージは持っていて嬉しくなるようなデザインを選択しました。デザインに力を入れることでユーザーがSNSで商品を写真と共に拡散し、新たな購入者を獲得するという仕組みです。また、新商品発売前にはユーザーと一体になり拡散機能を駆使しフレーバークイズを行いました。こうして上手に多くのユーザーの関心をひきつけているコカコーラは、消費者が「楽しい」と思えるような工夫をした上で販売促進に努めています。

会員別にSNSでのアプローチ方法を変えているANA

ANAはデジタルマーケティングチームが本格的にSNSを運営しています。彼らは飛行機を利用する目的別に会員の所属する種類を分けており、その種類によってSKY WEB利用への誘導方法を変えているのが特徴です。普段あまり飛行機に乗らない会員にはFacebookにてANAのことを知ってもらうことを目的とした投稿をしています。旅行に行きたい、ANAを利用してみたいと思わせ新たなファン層を獲得するのが目的です。また、旅行や飛行機に関する独自的な投稿だけでなく、人気映画やアーティストとのコラボ企画もFacebookで開催し、サイト訪問者の増加につなげています。このように、飛行機や旅行にあまり興味のない顧客と一体型になり、共にANAを作っていくことで新たなファンを獲得しているのです。

ファッションとは何か?情報配信に力を入れるGU

GUはFacebookやTwitterなど複数のアカウントを運営していますが、その中でもLINEの友だち数が約2038万人と圧倒的に多いのが特徴です。しかし、LINEの一番の強みといってもいいクーポンの配信はあまり実施していません。GUの考えは、人々の関心をファッションへ向けることにあるからです。彼らはLINEで主にファッションコーディネートを発信し、2016年現在では若年層の利用者数が増加傾向にあるInstagramとも連携をしています。そこでは他の人が投稿したコーディネートを見ることができ、多くの人にGUでファッションをコーディネートすることの楽しさを伝えることに重きを置いています。こうしてGUは独自ブランドの価値を消費者にアピールし、顧客のリピートにつなげることに成功しているのです。

まとめ

WebマーケティングにおいてSNSを複数運営することは重要です。SNSは自社サービスを利用する年齢層やユーザー層を分けてアプローチ方法を変えることで効果が期待できます。また、安さだけを売りにするだけでなく、質の高さをアピールする戦略をとることも大切なので、自社サービスに合ったアカウントの展開をしてください。

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